セレンの食べ物・食品ランキング TOP100

セレンとは

セレンはグルタチオンペルオキシダーゼ、ヨードチロニン脱ヨウ素酵素の構成要素となる、生体の抗酸化システムの中で重要な位置を占めている栄養素です。
土壌中のセレン濃度が極めて低い地域ではセレン欠乏が主因と考えられる症状がみられ、心筋障害（克山病）が起こることが知られています。

セレンの1日の推奨摂取量

1日のセレンの推奨摂取量は成人男性ならば30μg、成人女性ならば25μgとなっています。 （厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準 2015年版による）

それでは、どういった食べ物・食品にセレンが多く含まれているのでしょうか。
文部科学省が公表している「日本食品標準成分表2015年版」から、 食材100gあたりのセレン含有量が多い食べ物をランキング形式で100位から1位までご紹介します。

セレンが多く含まれる食べ物・食品ランキング

• 第1位： ＜魚類＞（かつお類）　加工品　かつお節　　セレン 320μg
• 第2位： ＜香辛料類＞からし　粉　　　セレン 290μg
• 第3位： ＜畜肉類＞ぶた　［副生物］　じん臓　生　セレン 240μg
• 第4位： ＜畜肉類＞うし　［副生物］　じん臓　生　セレン 210μg
• 第5位： ＜魚類＞あんこう　きも　生　　　セレン 200μg
• 第6位： ＜魚類＞（たら類）　すけとうだら　たらこ　生　セレン 130μg
• 第7位： ＜魚類＞（かれい類）　まがれい　生　　セレン 110μg
• 第8位： ＜魚類＞（まぐろ類）　くろまぐろ　赤身　生　　セレン 110μg
• 第9位： ＜魚類＞（かつお類）　かつお　秋獲り　生　　セレン 100μg
• 第10位： ＜えび・かに類＞（かに類）　ずわいがに　生　　セレン 97μg
• 第11位： ひまわり　フライ　味付け　　　セレン 95μg
• 第12位： ＜香辛料類＞からし　粒入りマスタード　　　セレン 87μg
• 第13位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　皮つき、焼き　　セレン 78μg
• 第14位： ＜魚類＞あまだい　生　　　セレン 75μg
• 第15位： ＜魚類＞（まぐろ類）　きはだ　生　　セレン 74μg
• 第16位： ＜調味料類＞（だし類）顆粒和風だし　　　セレン 74μg
• 第17位： ＜魚類＞（まぐろ類）　びんなが　生　　セレン 71μg
• 第18位： ＜魚類＞（さば類）　まさば　生　　セレン 70μg
• 第19位： ＜香辛料類＞からし　練りマスタード　　　セレン 70μg
• 第20位： ＜貝類＞かき　養殖　水煮　　　セレン 67μg
• 第21位： ＜魚類＞（まぐろ類）　めばち　生　　セレン 67μg
• 第22位： ＜畜肉類＞ぶた　［副生物］　肝臓　生　セレン 67μg
• 第23位： ＜魚類＞（さば類）　まさば　水煮　　セレン 66μg
• 第24位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　皮つき、水煮　　セレン 64μg
• 第25位： こむぎ　［マカロニ・スパゲッティ類］　マカロニ・スパゲッティ　乾　セレン 63μg
• 第26位： ＜鳥肉類＞にわとり　［副生物］　肝臓　生　セレン 60μg
• 第27位： ＜魚類＞（かじき類）　めかじき　生　　セレン 59μg
• 第28位： ＜魚類＞ぶり　成魚　生　　セレン 57μg
• 第29位： 鶏卵　卵黄　生　セレン 56μg
• 第30位： ＜魚類＞（かじき類）　まかじき　生　　セレン 55μg
• 第31位： こむぎ　［玄穀］　輸入　硬質　セレン 54μg
• 第32位： レンズまめ　全粒　乾　　　セレン 54μg
• 第33位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　小型　骨付き　から揚げ　セレン 53μg
• 第34位： ＜魚類＞（いわし類）　缶詰　アンチョビ　　セレン 52μg
• 第35位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　小型　骨付き　生　　セレン 52μg
• 第36位： 鶏卵　卵黄　ゆで　セレン 52μg
• 第37位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　開き干し　生　　セレン 50μg
• 第38位： ＜魚類＞うなぎ　養殖　生　　　セレン 50μg
• 第39位： ＜畜肉類＞うし　［副生物］　肝臓　生　セレン 50μg
• 第40位： こむぎ　［小麦粉］　強力粉　2等　セレン 49μg
• 第41位： ＜貝類＞かき　養殖　生　　　セレン 48μg
• 第42位： ＜魚類＞（いわし類）　まいわし　生　　セレン 48μg
• 第43位： ＜魚類＞ひらめ　養殖　皮つき　生　　　セレン 47μg
• 第44位： こむぎ　［小麦粉］　強力粉　全粒粉　セレン 47μg
• 第45位： うずら卵　全卵　生　　　セレン 46μg
• 第46位： ＜調味料類＞（調味ソース類）ナンプラー　　　セレン 46μg
• 第47位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　皮つき、生　　セレン 46μg
• 第48位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　焼き　　セレン 46μg
• 第49位： ＜魚類＞（たい類）　まだい　養殖　皮つき　焼き　　セレン 46μg
• 第50位： ＜魚類＞さんま　皮つき、焼き　　　セレン 45μg
• 第51位： ＜魚類＞（たい類）　まだい　養殖　皮つき　水煮　　セレン 44μg
• 第52位： ごま　むき　　　セレン 43μg
• 第53位： ＜魚類＞うなぎ　かば焼　　　セレン 42μg
• 第54位： うずら卵　水煮缶詰　　　セレン 42μg
• 第55位： ＜魚類＞（あじ類）　まあじ　皮なし、刺身　　セレン 42μg
• 第56位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　水煮　　セレン 42μg
• 第57位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　耳・足　生　　セレン 42μg
• 第58位： ＜魚類＞（ししゃも類）　からふとししゃも　生干し　生　　セレン 41μg
• 第59位： ＜魚類＞ひらめ　養殖　皮なし　刺身　　　セレン 41μg
• 第60位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　生　　セレン 41μg
• 第61位： ＜魚類＞（さけ・ます類）　しろさけ　焼き　　セレン 41μg
• 第62位： ＜魚類＞（いわし類）　かたくちいわし　生　　セレン 40μg
• 第63位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　胴　皮つき　生　　セレン 40μg
• 第64位： ＜畜肉類＞ぶた　［大型種肉］　ヒレ　赤肉　焼き　セレン 40μg
• 第65位： ＜魚類＞あなご　生　　　セレン 39μg
• 第66位： こむぎ　［小麦粉］　強力粉　1等　セレン 39μg
• 第67位： ＜貝類＞あさり　生　　　セレン 38μg
• 第68位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　胴　皮なし　刺身　　セレン 38μg
• 第69位： ＜その他＞なまこ　生　　　セレン 37μg
• 第70位： ＜魚類＞はたはた　生　　　セレン 37μg
• 第71位： ＜魚類＞きす　生　　　セレン 37μg
• 第72位： ＜魚類＞（たい類）　まだい　養殖　皮つき　生　　セレン 36μg
• 第73位： ＜魚類＞（ししゃも類）　ししゃも　生干し　生　　セレン 35μg
• 第74位： 鶏卵　全卵　ゆで　セレン 35μg
• 第75位： ＜魚類＞ぶり　はまち　養殖　皮なし　刺身　　セレン 35μg
• 第76位： ＜えび・かに類＞（えび類）　くるまえび　養殖　生　　セレン 35μg
• 第77位： ＜魚類＞ほっけ　開き干し　焼き　　セレン 34μg
• 第78位： ＜魚類＞（さけ・ます類）　しろさけ　水煮　　セレン 34μg
• 第79位： ＜畜肉類＞ぶた　［大型種肉］　もも　皮下脂肪なし　ゆで　セレン 34μg
• 第80位： ＜魚類＞きす　天ぷら　　　セレン 33μg
• 第81位： こむぎ　［中華めん類］　中華めん　生　セレン 33μg
• 第82位： 鶏卵　たまご焼　だし巻きたまご　セレン 32μg
• 第83位： 鶏卵　全卵　生　セレン 32μg
• 第84位： ＜魚類＞ぶり　はまち　養殖　皮つき　生　　セレン 32μg
• 第85位： ＜魚類＞（たい類）　まだい　養殖　皮なし　刺身　　セレン 32μg
• 第86位： ＜畜肉類＞くじら　肉　赤肉　生　　　セレン 32μg
• 第87位： こむぎ　［マカロニ・スパゲッティ類］　マカロニ・スパゲッティ　ゆで　セレン 32μg
• 第88位： 鶏卵　たまご焼　厚焼きたまご　セレン 31μg
• 第89位： ＜魚類＞（たら類）　まだら　生　　セレン 31μg
• 第90位： ＜魚類＞このしろ　生　　　セレン 31μg
• 第91位： ＜魚類＞ほっけ　開き干し　生　　セレン 31μg
• 第92位： ＜いか・たこ類＞（いか類）　するめいか　胴　皮なし　天ぷら　　セレン 31μg
• 第93位： ＜魚類＞（さけ・ます類）　しろさけ　生　　セレン 31μg
• 第94位： ＜畜肉類＞ぶた　［大型種肉］　もも　皮下脂肪なし　焼き　セレン 31μg
• 第95位： ＜魚類＞さんま　皮つき、生　　　セレン 30μg
• 第96位： ＜畜肉類＞ぶた　［大型種肉］　ヒレ　赤肉　とんかつ　セレン 30μg
• 第97位： あひる卵　ピータン　　　セレン 29μg
• 第98位： ＜魚類＞かんぱち　生　　　セレン 29μg
• 第99位： ＜畜肉類＞ぶた　［大型種肉］　ロース　脂身つき　焼き　セレン 29μg
• 第100位： ＜鳥肉類＞にわとり　［若鶏肉］　むね　皮なし　焼き　セレン 29μg

いかがでしたでしょうか。セレンは主に魚介類に含まれています。ただしセレンは慢性セレン中毒になってしまうと、毛髪と爪の脆弱化・脱落などの症状が起きてしまうため 推奨摂取量を目安に摂取して下さい。
この機会に普段の食生活の中で植物系からセレンを意識的に摂取してみてはいかがでしょうか。