このページを制作・監修した専門家
ジェイフロンティア株式会社
くすりの健康日本堂 登録販売者(店舗管理者)
青木 将大
登録販売者とは一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる国家資格で、医薬品の販売のほか、薬剤師に次ぐ医薬品の専門家としてお客様への情報提供や相談を行っています。
天然型ビタミンE(コハク酸d-α-トコフェロール)は
メラニンの沈着を抑えてシミになるのを防いだり、紫外線を防御するなど、お肌に良い影響を与える成分です。
更にビタミンCと相性が良く、身体の中で働き続けた結果
疲れてしまったビタミンEをビタミンCが回復させます。
そんな
しみ・そばかす対策にはもってこいなビタミンEですが、厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、
1日に必要な天然型ビタミンEの推奨摂取量は成人男性ならば6.5mg、成人女性ならば6.0mg(妊婦の場合+0.5mg、授乳期の場合+1.0mg)となっています。
それではどういった食べ物を食べればビタミンEの1日の推奨摂取量を満たすことが出来るのでしょうか。
文部科学省が公表している「日本食品標準成分表2015年版」から、食材100gあたりのビタミンE含有量が多い一般的な食べ物をランキング形式で10位からご紹介します。
なお食品に含まれるビタミンEには主にα-・β-・γ-・δ-トコフェロールの4種類がありますが、ここではα-トコフェロールに絞って掲載します。
※同系統の食材の場合はより一般的と判断したものを基準としています。
第10位:オイルスプレークラッカー ビタミンE 12.2mg
第9位:マヨネーズ(全卵型) ビタミンE 14..7mg
第8位:マーガリン ビタミンE 15.3mg
第7位:玉露 ビタミンE 16.4mg
第6位:ヘーゼルナッツ ビタミンE 17.8mg
第5位:抹茶 ビタミンE 28.1mg
第4位:唐辛子(乾燥)ビタミンE 29.8mg
第3位:アーモンド(乾燥) ビタミンE 30.3mg
第2位:ひまわり油 ビタミンE 38.7mg
第1位:煎茶 ビタミンE 64.9mg
お茶系が3つランクインし、煎茶が第1位となりました。今回ランクインしたお茶はビタミンB2の含有量も優秀な食材です。
その他アーモンドやヘーゼルナッツといったナッツ系やクラッカーなど、おやつ感覚で食べられる食材もランクインしました。
マーガリンやマヨネーズといった調味料系もランクインしています。
ちなみに除外した食べ物を含めた正式なランキングはこちらです。
- 第10位:米ぬか油 25.5mg
- 第9位:サフラワー油 27.1 mg
- 第8位:ぶどう油 27.5 mg
- 第7位:抹茶 ビタミンE 28.1mg
- 第5位:綿実油 28.3 mg
- 第5位:小麦はいが 28.3mg
- 第4位:唐辛子(乾燥)ビタミンE 29.8mg
- 第3位:アーモンド(乾燥) ビタミンE 30.3mg
- 第2位:ひまわり油 ビタミンE 38.7mg
- 第1位:煎茶 ビタミンE 64.9mg
上位はほとんど変わりませんが、除外前と比べて油系が多くランクインしています。
綿実油やぶどう油・米ぬか油など、スーパーでもなかなか見かけないようなレアな食材ですが、もし見かけたら普段のお食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した食べ物の中で普段の食事に取り入れたいという食べ物が見つかれば幸いです。
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