このページを制作・監修した専門家
ジェイフロンティア株式会社
くすりの健康日本堂 登録販売者(店舗管理者)
青木 将大
登録販売者とは一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる国家資格で、医薬品の販売のほか、薬剤師に次ぐ医薬品の専門家としてお客様への情報提供や相談を行っています。
ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)は、
肌の健康維持や皮膚の再生を促進するなどの働きを行う栄養素です。
お肌への影響もあるビタミンB6ですが、厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、1日に必要なビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)の推奨摂取量は
成人男性ならば1.4mg、
成人女性ならば1.2〜1.3mg(妊婦の場合+0.2mg、授乳期の場合+0.3mg)となっています。
それではどういった食べ物を食べれば1日の推奨摂取量を満たすことが出来るのでしょうか。文部科学省が公表している「日本食品標準成分表2015年版」から、
食材100gあたりのビタミンB6含有量が多い一般的な食べ物をランキング形式で10位からご紹介します。
※同系統の食材の場合はより一般的と判断したものを基準としています。
第10位:酒かす ビタミンB6 0.94mg
第9位:抹茶 ビタミンB6 0.96mg
第8位:ミナミマグロ赤身(生)ビタミンB6 1.08mg
脂身は1.00mg、びんながは0.94mg
第7位:かぶの葉(漬物)ビタミンB6 1.10mg
第6位:ピスタチオ(炒り)ビタミンB6 1.22mg
第5位:パセリ(乾燥)ビタミンB6 1.47mg
第4位:バジル(粉)ビタミンB6 1.75mg
第3位:にんにく(りん茎、油炒め)1.8mg
ガーリックパウダーは2.32mg、生は1.53mg
第2位:米ぬか ビタミンB6 3.27mg
第1位:唐辛子(乾燥)ビタミンB6 3.81mg
生唐辛子は1.00mg
第1位は乾燥唐辛子でした。生唐辛子の場合でも1.00mgほどのビタミンB6含有量があるので、トータルとしてもビタミンB6を摂取しやすい食材ですね。
2位の米ぬかもクッキーやパウンドケーキなどで、ダイエット食として用いられることもある食材です。
意外とマグロの赤身や脂身などからもビタミンB6は摂取できるので、お肌が気になる方はお寿司屋さんでマグロを注文するといいかもしれません。
ちなみに除外した食べ物を含めた正式なランキングはこちらです。
- 第10位:ひまわり(フライ)1.18mg
- 第9位:こんにゃく(粉)1.20mg
- 第8位:ピスタチオ(炒り)1.22mg
- 第7位:小麦はいが1.24mg
- 第6位:パン酵母(乾燥)1.28mg
- 第5位:パセリ(乾燥)1.47mg
- 第4位:バジル(粉)1.75mg
- 第3位:にんにく(りん茎、油炒め)1.8mg ガーリックパウダーは2.32mg、生は1.53mg
- 第2位:米ぬか3.27mg
- 第1位:唐辛子(乾燥)3.81mg
正式なランキングでも唐辛子が1位となっています。パン酵母や小麦はいが、ひまわりのフライなど普段の食生活では見かけないような食材もランクインしていますね。
唐辛子・にんにく・バジル・パセリを使った料理といえばペペロンチーノが浮かびますが、スパゲティ自体のカロリーがやや高めなのでご注意を。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した食べ物の中で普段の食事に取り入れたいという食べ物が見つかれば幸いです。
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