紫外線対策まちがってない?女性に聞いてみたシミの予防方法

カテゴリ:しみ・そばかす アンケート

紫外線対策まちがってない?女性に聞いてみたシミの予防方法
顔にシミがあると、どうしても老けて見えるので、女性にとってはシミが悩みの種のひとつでもあります。

これ以上増やさないように…と予防対策に余念がない女性を見かけますが、だいたいが年齢が上の世代です。

シミやそばかすに悩む女性の人を対象に、シミの予防のために行っている対策について、アンケートを実施しました。

【質問】シミやそばかすの予防として、 あなたが行っている対策はなんですか?

「【質問】シミやそばかすの予防として、 あなたが行っている対策はなんですか?」の答え

【回答数】

日焼け止めを塗っている:57

日傘や帽子などのアイテムを使っている:24

露出が少ない服装を選んでいる:5

薬やサプリメントなどを摂取している:5

その他:3

特にしていない:6

日焼け止めの使用は当たり前?!

アンケートの結果、半数以上の女性がシミの予防に日焼け止めを使用していると回答しています。
  • ・とにかく出かける時は日焼け止めを塗っています。後はいつでもれるように持ち歩くようにしています。
    (30代/女性/専業主婦(主夫))
  • ・日焼け止めは夏に限らず一年中使用しています。室内にいても紫外線を浴びると聞いたことがあるので。ファンデーションも日焼け止め効果のあるものを使用しています。
    (40 代/女性/専業主婦(主夫))
  • ・昔日焼け止めをサボっていて、シミやそばかすが出来たことがあるから。
    (20代/女性/ 学生)
  • ・ほほに3つ、おおきなしみがあります。 外出時は帽子をかぶってますが、それでも日常生活してる中で紫外線を浴びそうなので、 朝一番に日焼け止めを塗っています。
    (40代/女性/専業主婦(主夫))
紫外線から守るために、外出時には必ず日焼け止めを塗るという女性が多いようです。
なかには室内にいても塗っているという人もいるほど、シミの予防を意識している人がいます。

日焼け止めを塗り直すために持ち歩いていたり、日焼け止めだけでなく、日傘や帽子なども利用するという余念のない人もいます。シミ対策に日焼け止めクリームの認知は非常に高い印象です。

日焼け止めプラス帽子や日傘が必要

アンケートの結果、シミの予防方法で、日焼け止めの次に多い回答は「日傘や帽子の使用」でした。
  • ・日焼け止め効果のあるファンデーションをして、更に帽子を必ずかぶり、日傘もできれ ばさしています。化粧水はビタミンCの入っているものを使っています。日傘や帽子が、 一番直射日光から肌を守れると思っているので、欠かさずに気をつけています。
    (40代/女性/パート・アルバイト)
  • ・日焼け止めを塗っても汗で落ちてしまうと思うので、日傘や帽子などで紫外線が当たらないようにしている。
    (20代/女性/パート・アルバイト)
  • 物理的に紫外線をシャットアウトするのが一番効果的だと思うから。
    (40代/女性/専業 主婦(主夫))
日焼け止めを塗りたくない、または肌が弱くて塗れない、だから日傘や帽子で対策をしているという女性もいましたが、日焼け止めも使用しながら、日傘や帽子も使用するという女性もいました。

方法は違っても、シミやそばかすの予防として紫外線対策を行わなければいけないという点は日本では常識になっているようです。

実は、紫外線対策はシミの予防だけでなく、しわやたるみの予防にも効果があることをご存知でしょうか。

紫外線とは想像以上に人体に悪影響を与えるものです。紫外線というものをきちんと理解しておくと、間違った紫外線対策をすることがないでしょう。

専門家の総括

紫外線の種類とその影響

日光によって地上に届く可能性のある紫外線というと、UVA、UVB、UVCの3つが考えられます。

・UVC・・・オゾン層によって吸収されるが、オゾンホールがない日本では考える必要は、今のところなさそうです。

・UVA・・・波長が長く、窓ガラスにも吸収されません。室内でも紫外線対策が必要といわれるのはこのためです。短期間で肌にダメージを与えることは少ないが、長期的には「シミ」や「しわ」や「たるみ」の原因になります。

・UVB・・・波長が短く、エネルギーが強力です。全体の1割程度の紫外線しか地上に届きませんが、短時間でも肌を赤くさせたり、肌に炎症を起こします。これも「シミ」の原因になります。

紫外線対策の際の注意点

紫外線はまずは物理的に遮断するのが大切です。帽子・日傘・サングラスなどの利用です。

しかし、地上から反射する紫外線などもあり、完全に遮断するのは難しいといえます。そこで、日焼け止めクリームの併用が大切なのです。

日焼け止めクリームにはSPFPAの表示がされています。
UVBを遮断するのがSPFUVAを遮断するのがPAですから、用途によって使い分けてください。
できるだけたっぷり塗り、2,3時間おきに塗りなおすことも大切です。

一年中、曇りの日でも、紫外線(特にUVA)は地上に届いているということを知っておく必要があります。
日本で一番紫外線量の多い時期5月〜7月です。1日で一番紫外線の量が増える時間帯正午前後の1時間とされています。

また、高度が高くなるほど紫外線の量も増えます芝生 < コンクリート < 水面 < 砂浜 < 雪面 の順に、紫外線が反射によって増える率が高くなるので注意しましょう。

シミ・そばかす・色素沈着の予防には紫外線対策が欠かせません。紫外線によってシミが作られるのは、短期的にも長期的にも考えられます。
したがって、シミが心配になってから紫外線対策をするのではなく、若いうちからきちんと対策をしておくことも重要です。

基本的に年中の対策が必要ですが、外出する時期、時間帯、場所によっては紫外線量が増大するので、いつもより入念なケアが必要となることにも注意してください。

【アンケート概要】

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:【性】女性
  • 調査期間:2017年05月11日〜2017年05月25日
  • 有効回答数:100サンプル
  • 調査企業:株式会社ウィルゲート

執筆者:米虫隆貴医師

  • 心斎橋美容外科クリニックをふくむ多数のクリニックを開業しており、日本美容外科医師会加齢画像研究会に属する医師。
    女性の美に対する悩みに向き合う現場を20年以上経験するドクター。経験に加え、日本美容外科医師会に属し、加齢画像研究会では役員を歴任することで後身の指導にも従事している。

    日々、新しくなる美容業界において、新しい技術の研究を怠らず常に最先端の医療を行っており、患者様からの信頼も厚い医師です。

    昨今では、女性に留まらず、男性の薄毛治療等にも力をいれています。

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